novelist-kentoの小説活動

仕事のかたわら、主に社会派SFの長編や日常ものの短編小説を書いているアラフォーの男です(^_^) このブログでは、自身の書いた小説だけでなく印象的だった作品のご紹介と、読者様、または実際に執筆をされておられる方が楽しめる・タメになる記事を発信できたらと思っています_(._.)_

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

80年前の東京に向かった理由

今回の記事で、今作のあらすじや作品への想いを述べます。 今作の主人公は大学生の二十歳の男の子です。国連の秘密機関の命を受けて、2025年の世界から80年前の1944年8月の東京にタイムスリップします。そこで、一番の協力者である海軍大臣の米内…

裏切られた淡い想い出

私が今作を書いた背景の一つとして、三回前の記事『私の生い立ちとこれまで』でも書いたように、正義と自由の国――アメリカに住んでいたという事実があります。物心つく前にアメリカに住んでいた私は、もちろん、この国が日本と戦争をしていたことを知りませ…

水の都で起きた悲しいできごと

前々回の記事「生い立ちとこれまで」の続きになりますが、ある出版社から出して頂くことになった今作(以下、『今作』と省略します)を書こうと決意した強い動機になった出来事についてお話したいと思います。私がどんな作品を書いたのか少しでも興味を持っ…

新たに発掘 ハードSFの傑作 

前回に青春SFとして「時をかける少女」の文庫本を紹介しました。あちらの作品は、どちらかというと、タイムリープといった古典的で馴染みのある現象(漫画『ドラえもん』のタイムマシンがまさにそうです)を上手く使って、中学三年生という幼い女の子が、不…

私の生い立ちとこれまで

なぜこういうタイトルにしたかというと、生まれてこれまでの人生が(少し大げさですが(^^;)、この度出版させて頂く作品を書くバックグラウンドの一つになったからです。 まず僕は生粋の広島人です。広島市で生まれ、人生のほとんどを広島で過ごしてきました…

作家への第一歩?

小説を書き始めて4年、なんと近々、出版という夢が叶いそうなんです! それまで賞に出したり、プロの作家さんに読んでもらったり、出版社に応募したりしましたが、どれも芳しい結果ではありませんでした。これはもう自費出版しかないかなと思い始めました。…

思わず3回読み返した青春SF作品

今回は、小説を書き始めるきっかけとなった作品でもある「時をかける少女」の原作を読んだ感想を述べさせて頂きます(^0_0^) まず僕は、小説を「読むのが遅い」+「読解力が未熟」という2つの負の要素から、一回読んだら息切れしてそれっきりというパターン…

処女作の舞台は鮮やかな銀世界

処女作のタイトルは『フィンブルの冬※』です。名前の通り冬を舞台にしたお話しです(厳密に言うと冬以外の暖かい季節がやって来ない舞台)。なぜ冬が舞台かというと、書き始めたのが、2014年の12月、ちょうど真冬だったからです(笑)ざっくりどういう…