novelist-kentoの小説活動

仕事のかたわら、主に社会派SFの長編や日常ものの短編小説を書いているアラフォーの男です(^_^) このブログでは、自身の書いた小説だけでなく印象的だった作品のご紹介と、読者様、または実際に執筆をされておられる方が楽しめる・タメになる記事を発信できたらと思っています_(._.)_

ご無沙汰しておりました(つい先日、賞への応募を無事終えました)

 ご無沙汰しておりました。前回の投稿がほぼ一年前(2020年3月5日)になるので、一年ぶりということになります。


 三回前の投稿記事『現在の執筆活動』(2019年11月9日投稿)で少し紹介しました処女作『フィンブルの冬』を大幅改稿し、先日無事に出版社へ応募原稿の郵送・到着が確認できました。応募したのは早川書房が一年に一回開催している『第9回ハヤカワSFコンテスト』という広義のSFを募集している賞でした↓
 https://www.hayakawa-online.co.jp/new/2020-09-10-160151.html
 2年近くに渡り推敲を重ね、原稿用紙700枚を超える大作となりました。執筆に捧げられる力を全て出し切れたので結果はどうであれ後悔はないです。
一次選考の結果が6月末にあるのでそれに期待しつつ少し息抜きをしてまた執筆活動を再開できればと思っています。

 応募条件に抵触しないようほんの導入部分のみご紹介します↓

 

 二〇二五年九月、東京の大学生の男女がニュージーランドに居る親戚に会いに小型自家用機で空を飛んでいる途中、突然目の前に積乱雲が現れコントロールを失った。
 何とか不時着したフロントガラスから見える景色は、先ほどまで飛んでいた南太平洋上の島とは思えないほど荒寥とした山中だった。一体ここはどこなのか……?
自家用機を降りた二人は冷たい空気が肌を突き刺す中、助けを求めて山を下っていく。この地で、想像を絶する苦難と喜び、自然の脅威と神秘に遭遇することも知らず――。
  

                                     以上

 

 執筆を始めて6年経ちましたが、これまで自身で執筆するだけでなく、小説教室に通ったり、同じ志を持ったサークルの仲間同士で合評し合ったり、プロの作家の方にも作品を読んで頂き指摘を頂いてきました。その中で、今後は自分なりに「面白い小説とは何か?」といったノウハウ的なことや「小説を書いて良かった」と思えたことを実際に執筆されている方や小説を読むのが好きな方に向けて投稿していけたらと思っております。 

 では、今後もどうぞよろしくお願いいたします。